仕事の休みの日であるが、今日は天気がイマイチな状況なので城館探訪はなし。
実を言えば晴れていたら行こうかと思っていたが、連日の猛暑で体がバテバテなので丁度良いかと思う。
更にどんよりと曇った天気が眠気を更に誘ってくれそうな予感。

先週の休みに神保町で購入した「歴史と旅 諸国武将総覧」がなかなか面白い。
ここ数日の読み物がこれで、最近枕元に置いて読んでいた。
都道府県別に郷土で活躍した鎌倉期~戦国末期までの武士たちの事が割と良く書かれており、知ってる様で知らない事も多く、改めて面白いと思う事もしばしば。
まあ、睡眠の合間にこういった本でも読んで過ごす日も悪くないなっと思うのでった。
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- 2010/08/19(木) 06:59:36|
- その他の事
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題名の通り、現在夏バテになりかけているようだ。
確かに仕事の時間が長いのも拍車をかけているように思えてくる。
のでしばらくのんびりと仕事しながら過ごし、ボチボチ行こうという感じである。
家に居ても殆ど寝るだけだ。
- 2010/08/16(月) 06:52:50|
- その他の事
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元井出館から程近い所に花城寺(けじょうじ)館がある。

途中の畑にポツポツと花が咲いていたので、ちょっと寄り道して撮影。
こういう時に花の名前に詳しいと楽しいのであろうが、残念ながら花の名すら分からず。
まさに花の城への道のりの始まりである。

それからしばらく回りを歩いてみたが・・・全然嵯峨谷なる谷地が見つからない。
後に『群馬町誌 通史編 上(以後町誌)』を見たら、平成三年から土地改良事業が予定され、平成八年に調査を開始したとある事から、もう改良工事後の地形なのであろう。
それにしても嵯峨谷とやらが見つからなくて残念。

西側は井野川が自然堤防を築いており、結構な高さがある。
西にこの比高差、東に嵯峨谷に囲まれたこの花城寺館は理想的な地形であったのが分かる。

しばらく嵯峨谷を探していたら・・・なにやら異様な雰囲気のする場所に。
これは公園?

そうそう、同道館を訪ねた時に見えた、あの古墳だ。
どうやら名を二子山古墳というらしい。
埼玉県民であるとどうしても埼玉古墳群にある二子山古墳を思い出されてしまうのである。
折角来たのだからここにも寄り道していくとする。

古墳は実になだらかで、それほど急な斜面ではない。
この周辺においては一番高いので、見晴らしは良い。

それでこれが古墳の模型。
鍵穴の様な形状をした古墳本体を囲む様に円があり、さらにその外を濠が囲っているのがなんとも特徴的である。

現地の解説板は実に丁寧に作られており、公園化される前の二子山古墳の上空写真も載せていた。
・・・その前に本来の目的である花城寺館は何処に???

後でその場所を推定してみたが、ここが嵯峨谷の跡のような。
確かに小河が中を流れているのだが、これが消滅前の嵯峨谷の形をなぞっているように見える。
って事は花城寺館は消滅??

頼りにしていた嵯峨谷は土地改良事業により埋没し、道の形状も以前書かれた図面とは違う。
そんな訳で結局館の跡地は何処だか分からなかった。
まあ、それでも古墳の上でじっくりと周辺の風景を堪能できたから、それで良しとするか。
かくして二子山古墳を後にして、次なる城館跡へ進むのであった。
つづく
- 2010/08/13(金) 07:39:06|
- 城館探訪の事(群馬県)
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今日は仕事が休みである。
実は世間ではお盆休みとやらがあるらしく、我が友人はそのお盆休みに入ったようだ。
そこで調べ事をしたいから一緒に行かないかとお誘いを受けた。
ええ、ええ、喜んで参加させていただきやす。

そんな事で訪れたのは東京都墨田区にある
東武博物館。
我が友人はわざわざ横浜より東武鉄道の車両について調査するべく、ここに来るのである。
こちらも鉄道はちょっとだけかじっているので、まるで話が分からない訳ではない。
そんな訳で現地集合で、待つことに。

何気に外からも見えるように展示してある車両も。
なお、車両の中に入るには博物館の館内を経由して行くようである。
それにしても暑くなってきた。
って事で博物館入口までまた戻り待っていたが、やはり暑いので館内で少々待つと彼は来た。
早速入館料200円を券売機にて支払い、内部に行く事に。
なお、この博物館は2回目の訪問で、初訪問はまだ城館跡を追い求めていなかった頃である。

中にはリアルな模型が幾つか展示しており、見ているだけでも凄く楽しい。
鉄道模型が趣味の我が友人に色々とお話を伺いつつ、館内を回っていく。
この模型は博物館がある東向島駅が高架工事を行っている所を再現した模型。
こうやって見ると本当に列車が走ってくるように見えるから凄い。

車にも詳しい我が友人ならこういった工事車両にも興味がありそうだと思ったが、反応はあんまりだった。
確かに車の模型に対してリアルな汚し(現物そうに見せる為にわざと汚れを見せるそうだ)があまり付いてないので、おもちゃっぽい雰囲気が出てしまっているのかも。

この列車なんて外にあるので、暑さのあまり人が少なかった。
もっとも人が少ないからじっくり見る事ができたのも事実。
それにしても昔の車両って、運転席が実にシンプルにできているようだ。
他にも諸々リアルな模型や現物の車両、更にバスのシュミレーションもあり、半日は楽しめる。
大宮の博物館は異常な混みようなので、この位の混み具合がまだいい。
(それでも夏休みだけあって、お子様方の声が絶える事無く響いていたのだが)

昼過ぎまで博物館を見学し、軽食を二人で楽しんだ後古書の町である神保町へ。
途中の曳舟駅で乗り換えする事になったので、噂のスカイツリーとやらを撮影。
実は二人ともこのタワーの存在をすっかり忘れており、あまり関心もなかったのだが一応撮影。
にしても結構な高さになっているようだ。
かくして神保町にて古書を物色。
こちらは城館関連の資料を探したが、やはり地方の図書館の個人出版の郷土本の方がいい。
何気に書泉グランデという建物の4階には城関連の書物コーナーができており、少々驚いた。
この神保町にて我が友人と別れを告げ、一人で都営新宿線を使って岩本町へ。
そこから少し歩くと秋葉原の電気街がある。
そんなこんなで色々な店を回っていたら、すっかり夜が遅くなってしまった。
久々に東京に行っただけに色々と見て周れて楽しかった。
またしばらく後にまた行って見たいものだ。
- 2010/08/12(木) 23:11:44|
- お付き合いの事
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同道館(同道遺跡とも)から少し西にあるのが元井出館。
しかし、その場所は・・・

既に老人福祉施設が建ってしまっていて、当時の名残を残さない形となってしまっている。
「群馬町誌 通史編上 原始・古代・中世・近世(以後町誌)」に掲載されている航空写真ではまだ水田地帯になっていたのに。

良く地図をみれば道の形状も北に湾曲していたのだが、現在では老人福祉施設に沿って直線になっている。
その影響もあってか、遺構の西から南を流れる井野川の橋は大型車が走れそうなほど立派になっている。
遺構の名残こそ無いが、この橋こそ遺構の傍らに架かっていた生き証人(世代が変わっているが)の様にも。

川では水鳥(おそらくカモ)がイマイチな天気の中すいすいと泳いでいるので、ついでに撮影。
城館遺構の代わりに眺め、和ませてもらった。
町誌には館跡は南北40m、東西31mの規模だと記されているので、比較的コンパクトな館であったようだ。
主に出土品から十六世紀頃が主体とされており、江戸期には「シンデン(新田?)」の名が付いたように水田と化していたようである。
何気ない館跡ではあったが、町誌はこの辺りの遺構を少しだけ解説しているのでちょっと助かった。
にしても航空写真の嵯峨谷の存在が見えなかったのだが・・・ちょっと不安を抱えつつ次なる城館跡へ向かった。
続く
- 2010/08/11(水) 06:25:51|
- 城館探訪の事(群馬県)
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いままで似たような風景を醸し出していた新幹線沿線に別れを告げ、次なる城館跡を目指す。
井出東館から離れ、井出の交差点を過ぎて直ぐに高崎北高校がある。
次に目指す同道館はこの高校敷地だという。

我が地図だとこの辺りは城館密集地帯なので、非常に圧迫感がありそうな場所だとおもっていたのだが・・・
思った以上に空が広く感じられる。
まあ、ちっと曇り空なのでイマイチな状況だが、方角的に晴れていれば榛名山が目の前にそびえ立っているのだろう。

…と同時に気になる丘を発見。
うーん、あれは形状からして古墳のようだが。
まあ、時間があったら立ち寄ってみよう。

してここが高崎北高校裏門付近。
平日(7月1日)で学校がやる日だとおもうが、こちらはどうやら開かずの門のようだ。
ちっと広い道なので、少々車を停めさせていただく事に。
にしてもいい段々畑ならぬ水田だ。

実はこちらの資料によれば、ここも遺構のあった場所だったりするのだが。
少し歩いてそれらしい地形を探してみる事に。

怪しく見えてしまうのはここか。
地図を見てみると「嵯峨谷」の延長上にここの地形があるし。

単なる水田、単なる水田と思いたいのだが・・・段々この茂みが土塁に見えてしまう。
確かにこの茂みの向こうは地形が落ちているので城郭としての特性も備えている。
ああ、段々生活城館病(なんでも城の遺構に見える病気の個人的に呼んでいる名称)になってしまったのか。
って事で遺構の場所は高崎北高校グランドから写真の場所を示しているのだが、
ここまで地形がいじられてしまっていると、なんとなく想像でしか思い浮かべる事しかできない。
んな訳で次は今までの遺構に比べて大物(?)に向かうものとする。
つづく
- 2010/08/09(月) 07:23:15|
- 城館探訪の事(群馬県)
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明確な遺構の残らない中世城館跡の旅はまだ続く。
今度もまた上越新幹線沿いに発見されている井出東館である。

先の三ツ寺環濠遺構群と似たような写真しか取れない。
もちろん同じ場所ではなく、先の遺構より南に移動している。

新幹線の東側に眼を向けてみる。
なんとなく道路の方が畑に比べて低いようにも感じられるが、特に変化はない。

この畑のどこかに遺構がありそうな雰囲気があるのだが・・・無さそうという印象も。
もっともここも新幹線の建設によって発見されたと思われるので、
遺構は乏しくて当然とも。

目印としてはこの「高崎市井出集会所」付近である。
この集会所の西がちょっと怪しかったが、明らかに屋敷の竹林だったので行くのを止めた。
想像はしていたが、素晴らしい程に遺構が無い。
でもこういう無いと思われる所から意外な発見があったりもするから侮れない。
そんな訳で次なる城館跡にむかうのであった。
つづく
- 2010/08/08(日) 07:37:57|
- 城館探訪の事(群馬県)
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今度の遺構はまたも新幹線建設で発見された遺構である。
その名も「三ツ寺環濠遺構群」、実はこの手の環濠遺構を見るのは初めてだったりも。
さあ、いざ(多分喪失している)遺構へ。

まずは遠景。
・・・完全に水田でありますな。
遠くには上越新幹線の高架線が見える。

ここも遺構とされているようだが・・・ただの畑にしか見えない。
では核心である新幹線高架下へ移動してみよう。

高架脇の道路に来た。
どうやらこの先の少し盛り上がった所が遺構の発掘されたところらしいのだが・・・

うーん、ステキな程に手掛かりすら残されておらぬ。
これだけ何も無いと他の城郭探訪されてる方はテンション下がりまくりだろう。
近くの集落付近も怪しいと思ったが、今回はパス。
今回は城の遺構を堪能するより、榛名山の山裾の雰囲気を堪能しているのでテンションは下がらず。
これからどんな感じで勾配が付いてくるのか?城の遺構は変化していくのか?
天気は少々曇っているが、日差しが強いよりかはかなり楽だったりも。
かくして次なる(恐らく遺構がない)遺構へ向かうのであった。
つづく
- 2010/08/07(土) 06:33:54|
- 城館探訪の事(群馬県)
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中泉の砦より東に向かい、菅谷城を目指す。
関越自動車道前橋ICから西北西約1kmという立地条件から、やや遺構の保存状態が気になる。
少しでも遺構が見つかれば幸運と思って探してみるとする。

菅谷城の城内に位置する浄眼寺に来た。
ここに来る途中にもかなり宅地化されているので、やや保存状態が心配。
なおこの寺の辺りが追手(大手)である。

一応堀の名残発見。
寺の西に流れる水路も堀だったようだ。
これは中央部がどうなっているか調べねば。

一見すると石置き場にしか見えないが、山崎氏の図面を見るとここに土塁があったようだ。
確かに不自然な盛り上がりがあるので、こういう形ながらも土塁は生き残ったという事か。

城の中央部を通過する道の形状も、図面を書かれた当時から変わらず存在していた。
おかげで城の中心部に割とすんなり来る事ができた(犬の鳴き声がうるさくはあるが・・・)
一応ここも土塁で、ここを南西端に土塁が囲っていたようだが、宅地化が進行しておりここしか残されていなかった。

そのまま南下すると高崎市立菅谷幼稚園前に来る。
今でこそ排水溝化してしまっているが、菅谷城の堀跡らしい。
まあ、以前の城がほぼ壊滅状態にあった中で、かなり遺構が残されている方ではないだろうか。
こんな僅かな遺構でもこれだけ宅地化が進行した中に残されているのがいい。
できたら現存している遺構を大切にしてほしい所である。
そんな事で次の城館遺構にに向かっていく。
続く
- 2010/08/06(金) 06:32:18|
- 城館探訪の事(群馬県)
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今日は仕事が休みだったが、城館跡へ行かなかった。
というよりこの所の暑さにバテバテになっていたというのも理由の一つ。
もう一つはサイトの更新をちょっとしたかったからというのもある。
そんな訳で今まで手付かず状態だった「中世城館の調べ方」を書いてみた。
これまでの自分の城館探訪をして調べてきた時にあった経験などを書こうかとおもうけど・・・
こんなのが役に立つのか微妙だ。
ひとまず一般的に「中世城郭ファン」と呼ばれる方々ぐらいの事は書こうかと思ってはいる。
まあ、家でこうしてのんびりとしているのもいいなっと思う1日だったりする。
- 2010/08/05(木) 18:45:26|
- このサイトについての事
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八月に入ってから暑さが更に増したように思う。
お陰で仕事場と自宅を往復する日々が続いて、ブログすら書く気力がなかった。
明日は休みだからどこかの城館跡に行きたいような気もするが・・・出かけない方が良さそうな。
私の職場ではどんどん辞める人が出て、段々仕事がきつくなってきた・・・。
- 2010/08/04(水) 11:20:26|
- その他の事
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