流石に日差しも強くなり、少々暑くなってきた。
午前中はしっかり雨が降っていたので、湿度も高く少々蒸し暑いかも知れない。
以前から漠然と今の車の初陣先に決めていた埼玉県吉見町の松山城へ訪れた。
●松山城(埼玉県比企郡吉見町)

実はこの松山城は何かと縁があって、当方の身に色々と変化がある時には訪れていたりする。
今回も車の買い替えをしたので、初陣先がおのずとここにしようと決めていたのだった。

市野川沿いに県道が走っているので、その歩道を歩いていくと松山城の案内と登り口のある広場がある。

案内板に描かれた松山城の地図。
地質的に掘りやすいようで、近場には吉見百穴(よしみひゃくあな)や後記する岩窟ホテルなどがある。
流石に雨が降っただけあって、登る道に水があってグチャグチャである。

あれ?随分と木が少なくなっているように見えるのは気のせいだろうか?
この城に訪れるのも実は数年ぶり、しかも国指定遺跡になってから初の訪問なので変化があるのかも知れない。

やっぱり木が伐採されていた。
今まで鬱蒼と茂っていて見えなかった笹曲輪だが、現在では視界良好となっていた。

こう見ると結構大規模な公園整備のように見えてくる。
そのお陰で遺構が見やすくなっているのは嬉しい。

本曲輪はある程度木を残してこうなっていた。
木が視界を遮らないので、東松山市街を見下ろす事ができるようになっていた。
やはり山城(ここは分類的には平山城か)はこうでなくては。

うーん、ここまで見やすくなっていたとは・・・さすが国指定史跡効果という所か。
久々に見る松山城の遺構に大満足。
久々に写真を撮りまくってしまったのであった。

こうしてしばらくして松山城の根古屋方面に出てきた。
結構入口が分かりやすくなっている為か、ご夫婦と思われるカップルが三組城内を歩いておいでだった。
アップダウンのある松山城の遺構なら、いい運動になった事だろう。
松山城にきたら必ず観覧するのが・・・

そう、岩窟ホテル。
今でこそフェンスに囲まれて内部に入れないが、これを一人のおじさんが掘ったというのだから驚き。
個人的にはここを県指定史跡にしてもいいのではないかと思うのだが・・・。
ただ今の時間は午後3時40分。
まだまだ時間があるので、次なる城館跡を目指し松山城を後にした。
つづく
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- 2010/05/01(土) 06:10:25|
- 城館探訪の事(埼玉県)
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