
柏倉地区には大崎氏の住んでいた屋敷があったという。
現在でもその子孫たる大崎さんが大勢お住まいになっている。

屋敷があったらしい場所を探してもほぼ宅地になっており、僅かにこの水路がその名残を残すのみ??
と言いたい所だが、山崎先生の図面とは少々場所が違うようにも思えたので更に探索エリアを拡大する。

南側にいいクランクをした道があり、その内側には土塁が。
確かに要害っぽいが、本当にこれが大崎屋敷?
写真の道もかっては堀だった所を埋めた物にも見えるのだが・・・

推定地の西を走る比較的広い道路脇には、なにやら土塁の断面図にも見える地形が。
ここまで類似地形が多いともう降参、という事で地元の方に聞き込みをしてみたが・・・ご存知なかった。
しかもお聞きした方は大崎さんだったのだが、屋敷の話は伝わっていなかったようだ。
大崎屋敷に行ったような、行かないようなという曖昧な状態で調査終了。
やはりなにやら消化不良だね。
かくして元宮城村の城館探訪はひとまずこれにて終了。
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- 2012/11/08(木) 03:00:40|
- 城館探訪の事(群馬県)
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