題名のコワイはもう縄張り図の事しか考えられなくなるという危機感から。
某サイトにおいても「縄張り図は絵だ」という名言を書かれているが、
描いていると本当にそう思う。
絵の上達のコツは「人の絵を真似する」事があると自分は思っている。
それをあたかも自分の作品として出してしまうのであれば問題だが、
自分の手元で練習するだけなら、どんどん人の絵を真似して上達するのがいいと思う。
自分も普通の絵を描くときには、色んなものを描いていた。
これが縄張り図ともあれば、実際の遺構を元に描いている訳で、
その研究者の目(フィルター)を通した遺構が縄張り図に反映される。
「これは堀切か?腰郭か?」なんて事も、その研究者に映るものが絵によって表現される。
ので同じ遺構を描いた図があると、見え方の相違点を見るという楽しさはある。
そういった意味もあって、極論を言えば全ての城館研究者が縄張り図を描ければいいなっと思ったりする。
「百聞は一見にしかず」というのは城館の研究においても言える。
ただ、こういう縄張り図を書く講習とかはなく、実際は独学に頼らざるを得ないのが現実か?
それでも「縄張り図の描き方」なんて本は結構出版しているように思うし、
関口和也氏の様にネット上で描き方のレクチャーしている場合もある →
こちら後は先ほども書いた通り、人の絵を真似して練習することかも知れない。
縄張り図は練習せずには描けるようになれない。
自分も中世城館跡に行った時には、なるべく縄張り図を描いて観察力を高めたいと思う。
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- 2013/01/16(水) 04:14:48|
- 研究の事
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