権田城所在地
権田城は別名「上之久保城」とも言われ、草津街道に突き出している榛名山の山裾を利用して作られている。
麓から見ると山城に見えそうだが、実際は尾根を堀で区切った城である。

権田城を西から望んだ写真。
そこそこの比高差があるので、尾根続きを堀で区切って独立させる作りになっているのもいい。
ここへ畑を突っ切って向かったが、地元のワンちゃんの歓迎が賑やかだった。
そんな事中世城館跡によくあるので、気にしても仕方ない。

上り詰めると明らかに空堀と思われる地形が出てくる。
写真左に写っているのは権田城の標柱。

先ほどの場所より向きを買えれば解説板もある。
この季節(一月上旬)なので草が生えておらず、スッキリしていていい。
この先は平場が段をなして作られており、その東隣は空堀が設けられている。

城の外側を区切る堀の名残と思われる道路。
目ぼしい遺構は先ほどの標柱や解説板のある辺りだが、
個人的にはこちらも城の遺構としてしっかりマークしておいた。
なお、ここでは縄張り図を描くことをしなかった。
やはり燃える城と不完全燃焼の城があるようだ。
理由は点在する民家がある為。
やはり民家の無い山中の遺構の方がお絵かきし易いね。
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- 2013/02/06(水) 10:20:28|
- 城館探訪の事(群馬県)
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