今井城は青梅市の中の城館跡でもかなり埼玉に近い場所にあり、
比較的手軽に行ける距離でありながらあんまり行かない場所である。
午後3時半、城のお絵かきを上手になりたい儀一は、ここでお絵かきの特訓をする事にした。
冬の土曜日、地元の元気なお子さんたちが冷たい風にも負けず、城の遺構を駆け回っている。
そんな中、行き止まりの場所に車を一時駐車させてもらい、早速お絵かき開始。
ちなみに数日前よりデジカメが行方不明になってしまったので、今回は遺構の写真は撮っておらず。
前回もそうだが、縄張り図を描くようになってから、格段に話しかけられる事が多くなった。
今回は二組の方から声かけられてしまたのであった。
最初はご婦人と幼いお嬢さんの二人組み、恐らくお婆ちゃんと孫娘のペアであろうか。
空堀を元気よく駆け回るお孫さんに対し、ご婦人は足を滑らさないように必死そうだった。
城のお絵かきをしていると同時に、400年以上も残っているから大切にしましょうねって話をする。
二組目は恐らく小学生の男の子二人。
一人は人見知りが激しそうだったが、もう一人が我が存在に非常に興味があったようだ。
その一部始終がこちら。
子「オジサン、何やってるの?」
儀「オジサンはね、今お絵かきしてるんだよ」
子「へ~、なんで?」
儀「迷子になるからさ(便宜上こう言う)」
子「だったら出口教えてあげるよ」
儀「ありがとう、でもまた迷子になるといけないからお絵かきしてくよ」
子「ふ~ん、ねぇねぇここ(切岸)から飛び降りていい?」
儀「ダメだよ、泣いても知らないぞ」
子「大丈夫だよ~、いいから見てて」
儀「見ないよ~、オジサンはお絵かきで忙しいから」
それでも注目して欲しいお子さんは、飛び降りた(駆け下りたが正確?)様だが、
こちらも日没が間近だったので、お相手しているゆとりがなくお絵かきしてた。
もっとも注目して欲しい為に危険な事をされるんだったら無視してしまうのが儀一のやり方だったりする。
その内子供たちは別の所に行ったので、再発見される前に今井城を脱出した。
かくしてお絵かき開始、今回は10m×10mのます目を書いて行ったので非常にお絵かきし易かった。
自分の歩測(一歩が大体75cm)もおおよそ合っていたようだ。
そんな事で書けたのが下の図

やっぱりケバの書き方が雑(汗
鳥瞰図を描いていないので代わりに影をつけてみる。

今回は影を付ける前の方が良かったかも知れない・・・。
遺構以外の周辺は殆どが宅地になっているものの、ここまで残っていたのは実に奇跡。
このまま大切に残して欲しいもの。
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- 2013/02/10(日) 00:02:47|
- 城館探訪の事(東京都)
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