今日は仕事が休みなので、縄張り図修行のため幾つか城を巡り、練習した。
そして今日最後に訪れたのが小川町の中城である。

比高差おおよそ10mちょっとの舌状台地の先端に作られた城で、
周辺が市街地化しているにも関わらず、その保存状態は素晴らしい。
国指定史跡になった他の比企郡の城にも引けは取らないと自分は思う。

遺構の保存状態もさることながら、藪が無いというのもポイントが大きい。
これなら縄張り図初心者の儀一でも練習する事ができる。
ところが、この時間になって強烈に冷たい北風が吹き荒れた。
この風に吹かれている内に我が士気は右肩下がりな状態に・・・。

陣屋沼に日が落ちて、縄張り図修行は本日これまで。
写真左側が中城。
これから粗い下書きを元に、自宅にて縄張り図の浄書に移る。

等高線は通常10m単位で描写するのだが、比高差10m程度の舌状台地なので2m単位で書く。
周辺が市街化しているので、公共の建物のみを書き、調査日などの記入もしておく。
やはり製図用のペンとインクはボールペンとは全然違うのがこの図を見て思う。
一応図の原寸は1000:1サイズなのだが、ケバの書き方がヘタなのでこのサイズ。
さて、明日も縄張り図描きの修行に行くとしよう。
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- 2013/02/24(日) 22:42:36|
- 研究の事
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