本日は大変お日柄が良かったので、縄張り図描きへ。
恐らく今シーズンもあと一ヶ月ちょっとだと思われるので、
なるべくお絵かきの修行をするものとす。

今回選んだ城は寄居町にある花園御岳城である。
実を言えば花園御岳城に行くのは初めてであったりする。
ネット上の情報通り麓の少林寺に車を停めさせていただき、
羅漢山経由で花園御岳城へ向かう。




途中で五百羅漢と呼ばれる石像郡の中を登っていく。
所々面白いポーズをしてたりするので、楽しませてもらいながら登る。
流石にロダンの「考える人」のポーズをする像は居なかった。

かくして花園御岳城の本曲輪に到着する。
曲輪に入ったら多くの山岳信仰用の石碑があったので、ある意味驚いた。
ここまで信仰用の石碑が多い所はそう多くない気がするが・・・。
それに毎日掃除をする方がいるのか、石碑の前は落ち葉一つ落ちてなかった。
早速本曲輪の周囲をグルグルと回り、曲輪の形状を書き込んでいく。
この本曲輪の形状を間違えると縄張り図全体が狂うのでしっかり歩測していく。

驚かされたのは山の斜面に本当の意味での「空堀」があった事。
これが透過性なければ水堀になれちゃうぐらい土塁で囲ってある。

随所に竪堀を設けており、なかなか面白い縄張りをしている。
かくして2時間ほど全体を回り、下書きを元に浄書した。
ところが!!

完成して気付いたが、地形図が1000:1のサイズではなかった!!
だが、縄張り自体は1000:1で描いており、スケールを載せると矛盾が生じてしまう。
って事で、ただ今撃沈中・・・。
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- 2013/02/25(月) 22:36:44|
- 研究の事
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