雁峰城所在地雁峰城は別名小田切城とも言われ、雁峰の読み方も「がんぽう」と「がんみね」と色々といわれ方があるようだ。

この城の最大の特徴はその帯曲輪郡であろうか。
つい最近埼玉の花園城でその威力を思い知ったばかりなので、あの時の事が頭に思い浮ばれる。
ここもまともに縄張り図描くとすると、かなり調査に時間がかかりそうな印象がある。

その帯曲輪もただ主郭を巡らすのみならず、分断したり幅を広げたりしている。
今回の探訪ではその全容は把握できなかったが、城柵を設ける事でかなりの威圧感が合ったのではなかろうかと。

本曲輪は比較的藪が少なく、ちゃんとした縄張り図作りをするのには最適な気候。
だが、今回は団体ツアー中なので、ザっと見た感じで遺構をメモしていく。

この城の背後の生命線とも言える堀切。
岩をも削って作り出した命の一条。
その更に後にも一応堀らしき窪みがあるのもの消化不良気味に。

図面を描いている内に他の皆様が車で待機していると思い、
急いで降りてみれば・・・まだ誰も居なかった(笑
かくして今回は図に示した程度の調査に留まった。
この先にもいい遺構があったらしいが、見逃して残念であった。
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- 2013/04/02(火) 01:00:22|
- 城館探訪の事(長野県)
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